現場で聞く外国人労働者受け入れの声

外国人労働者の受け入れを拡大する改正出入国管理法が8日、成立した。短文投稿サイトのツイッター上では「介護、外食、工場。この国の現場は外国人なしでは回らない」と、受け入れ増加に賛成の声が目立つ。(日経12-11)ツイッターだからこそ現場の生の声が聞くことができる。

 

 NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション(東京・品川)が同法の成立直前までに、「入管法」などのキーワードに関連するツイート約15万件(10%のサンプル)を集めた。そこには、現場の声が溢れていた。

「前職は観光地でホテル勤務10年 シフトによっては日本人は私だけって日も。今の介護施設も外国人ばかり」

「建築現場でかなり助けてもらった」

また、消費者としての目線でコンビニエンスストアに触れるツイートでは、

「24時間営業できてるのも外国人労働者の方のおかげだと思うけどな~。特に都会は」

日本語が流ちょうでなくても働きやすいと受け止められているのか、コンビニは留学生がよく選ぶ職場。裏方になっているとの声が目立った。
「今日外国人採用セミナーに参加したんだけど、ベトナムについでネパールが日本に多くきているとのこと」

外国人労働者は128万人おり5年連続で増えた。採用者もマンパワーとして期待しているようだ。

「対話が十分できない」などと、不安や不満がないわけではない。一方で、世界で労働力の奪い合いが起きており、働いてもらえる国へ変わるべきだとの意見もある。

「海を越えてくる労働者を裏切らぬよう、教育支援を充実させて欲しい」

 

つぶやきは外国人労働者の未来、日本経済の未来を語る。