テレワーク率41%は低下と言えるのか

東京都が2023年11月の都内企業(従業員30人以上)のテレワーク実施状況を発表した。実施率は41.4%と、10月の前回調査から2.7ポイント低下した。(日経12-19)

 

東京都が週末の外出自粛を要請した2020年3月は24%。政府が緊急事態宣言を出した4月は62%に急上昇した。それから3年が過ぎ、新型コロナウイルスの感染症法上の5類移行後、半年経過してもなお41.4%というのは、テレワークが定着した証になるであろう。

 

毎朝の満員電車を思うと出社回帰を肌で感じるが、テレワークという選択肢があるというのは労働環境整備が前進していることを誇りに思うべきだ。