約2,000点もの美容と健康のオリジナル商品を
生み出すモノづくり企業

美容と健康のアイデア商品、勝野式クッションなどの通販向け商品を企画・製造販売する株式会社メイダイ。累計100万足を販売したアーチケアシリーズをはじめ、時代の流れや消費者のニーズを捉えた商品を発売し続けています。そんな同社には、部署や社員・パートなど働き方の垣根を越えて、毎年1,000件以上の提案が生まれる社風があります。2009年には女性独自のニーズをより深掘りするためのプロジェクトチームが発足。メンバーは女性のみで構成され、商品開発の第一弾として生まれたのが累計販売数14万個を販売した「瞬間リフトアップ」です。今回は、商品企画アシスタントチーフの足立さんと商品企画リーダーの平松さん、総務経理チーフの折原さんに、同社の商品開発についてお話を伺いました。

商品開発チームの皆さん

商品開発チームの皆さん

40代以上の女性をコアターゲットに商品を開発

1983年に創業した愛知県清須市にある株式会社メイダイ(以下、メイダイ)は、消費者の「こんなの欲しいな」を世に生み出していく、アイデア創出モノづくり企業だ。40代以上の女性をコアターゲットにした商品企画・開発で、約2,000点ものオリジナル商品を世に送り出している。より良い商品を開発するために、各分野の専門家からのフィードバックをもとに、信頼性と効果の高い品質にこだわりを持っている。
その代表的な商品シリーズが「勝野式」だ。勝野式は、整形外科の医学博士である勝野医師を代表とする専門家と共同開発した商品。人間工学に基づいた構造でストレッチも出来る座椅子「勝野式 美姿勢習慣」をはじめ、「勝野式 肩楽さん」「勝野式 座るだけで骨盤キュッとクッション」「勝野式 ドクターアーチスニーカー」「勝野式 ひざ軽さん」「MOMI×2(モミ×モミ)」など、さまざまな商品を生み出している。

商品開発アシスタントチーフの足立さん。主に国内の加工先と取り組んだ企画を担当している

商品開発アシスタントチーフの足立さん。主に国内の加工先と取り組んだ企画を担当している

メイダイの商品開発には、商品企画の部署だけでなく、営業・デザイン・物流部門のほか、社外のアドバイザーなど、さまざまな視点を取り入れている。2009年に部署を超えた取り組みとして、女性だけで構成されたプロジェクトチームの「商品開発Dチーム」が発足。メンバーは、商品企画やデザインなどの部署から6名が集まった。

全社員がアイデアを出し合う伝統の提案箱から誕生した便利グッズ
「瞬間リフトアップ」

メイダイは、部署や働き方に関係なく商品のアイデア提案に参加できる社風がある。オフィス入り口にある伝統の「提案箱」には、社員からのアイデアが毎月100件以上も集まる。その提案箱に入っていたアイデアの一つで、商品開発Dチームの第一弾として開発されたのが「瞬間リフトアップ」だ。
女性にとって、いつまでも若々しくありたいと願うのは永遠のテーマ。メスも薬も使わない即効性のあるたるみ対策をコンセプトとして開発が開始した。使用するピンやベルトの使用感と素材にこだわり、社内外のモニターを繰り返しながら試作品が作られた。

商品開発アシスタントチーフの足立さん。主に国内の加工先と取り組んだ企画を担当している

誰でも手軽に簡単装着が可能で、こっそり目立たずリフトアップして、フェイスラインがスッキリ引き締まる

「商品開発を進める上でも、なるべく目立たず、かつ使いやすく、ファンデーションのようなメイク道具のひとつにしたいと試行錯誤しました。年齢とともに現れる肌のたるみやしわは手入れをすることはあっても、あまり周りの人には知られたくないという人が多いんです」(平松さん)

装着感が自然で目立たず、髪の長さも関係なく使用できるもの、そんな商品を目指す中で部材選びは苦悩したという。ピン1つとっても、現在使用しているものにたどり着くまで、国内外からサンプルを取り寄せ約600件以上も調査した。髪をピンでとめ引き上げるベルト部分は、繰り返し引っ張られることから耐久性が重視されるものの、厚みが増すと装着時に目立ってしまうのが難点だ。メイダイでは、より良い商品にしていくため「アドバイザー会議」が開かれる。アドバイザー会議では、社外購入者と意見交換をする場であり、モニタリングも幾度となく行われ改良が重ねられていく。「瞬間リフトアップ」も、そうして少しずつ改良を重ねて作り上げた商品という。

商品開発Dチームリーダーの平松さん。

商品開発Dチームリーダーの平松さん。アパレル系専門学校を卒業後に繊維商社で6年ほど企画デザインパターンを務める。その後も主に商品企画に携わり、2008年からメイダイに勤務することになった

雑誌やテレビドラマで取り上げられる商品力、
20代のコスプレイヤーは好きなキャラの顔に近づけるアイテムとして購入

メイダイの商品はテレビや雑誌などのメディアでも取り上げられることが少なくない。なかでも、「瞬間リフトアップ」は社員の知らない思わぬところで口コミが広がっていった。

「弊社から紹介を依頼したわけではないのですが、漫画の中で、瞬間リフトアップが使用されいていました。たまたま漫画喫茶で社員がそれを読んで、うちの商品が紹介されていることを知ったのです。その漫画がテレビでドラマ化され、テレビ局の方から使っていいですか?と連絡が来たこともありました」(折原さん)

「じわじわといろいろなところで口コミが広がっていく商品というのは、当社の商品の中でも珍しいと思います。一人歩きしていてどんどん広がっていくという感じですね。 テレビや雑誌などから今も取材が来ますし、芸能人の方がつけてくださったり、雑誌の読者の方がおすすめなんですよと口コミで広げてくれたりしました」(足立さん)

商品開発アシスタントチーフの足立さん。主に国内の加工先と取り組んだ企画を担当している

装着も簡単で、鏡を見ながら使用前後の変化を実感できる

「瞬間リフトアップ」は肌のたるみやしわが気になる女性向けに開発された商品が、最近では20代の若者や男性にも人気が出ていると言う。20代の消費者の面白い使い方の一つに、コスプレがあげられる。自分が好きなアニメや漫画の登場人物に顔を似せるために瞬間リフトアップを使用しているのだとか。ブログや口コミで紹介されて広がりを見せている。
また、最近は男性用化粧品など美意識の高い男性も増えている。「髪の毛が短いけれど大丈夫でしょうか」と男性からのお問い合わせもあるとのこと。ピンさえ止められれば髪の毛の長短に関わらず利用できる「瞬間リフトアップ」は、今では年代・性別に関係なくさまざまな人に愛用されている。

商品開発アシスタントチーフの足立さん。主に国内の加工先と取り組んだ企画を担当している

左から副社長の大黒さんと足立さん、平松さん。本社のショールームにはメイダイのオリジナル商品がたくさん展示されている

機能性商品や家庭用品など、オリジナル商品を生み出す商品企画会社のメイダイ。主に通販や生協で商品を販売しており、百貨店などの店舗では売られてないような商品を取り扱っている。

「これはメイダイのどの商品にも言えることですが、お客さまの毎日がより快適になるものをお届けしたい。これからも、お客さまに喜んで使っていただけるようなモノづくりに取り組んでいけたらと思います」(平松さん)。

長年培ってきた商品づくりのノウハウを生かし、消費者に日々のワクワクを届けるメイダイ。今後も消費者の声を反映して、より良い商品が期待される。

 

提供:株式会社メイダイ http://k-meidai.co.jp/

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