「遊び方改革」のススメ

時短勤務を進めた結果、特定の人に負担が重くなるといった、働き方改革の落とし穴は、「遊び」が解決するという。これからは働き方改革と共に「遊び方改革」が重要になりそうだ。

 

昔から「仕事のできる人は遊びも上手」といわれる。業務の組織的な見直しも、従業員がきちんと遊んでいるかどうかが成否を分けるポイントだ。立案から実践、検証に至るまで働き方改革は必ず長期戦となる。そして改革を勝ち抜くには、参加者である従業員の共感が欠かせない。業務を見直したことで以前よりも遊びが楽しくなったというサイクルをつくり出せれば、改革の強い推進力となると、ランスタッドEAP総研所長 川西由美子さんが論じている。(日経9-28)

さらに川西さんは、大人が遊びを取り戻すために使える簡単なメソッドを紹介している。


 まずはじっくりお風呂につかるなどしてリラックスしてみる。心をリセットさせたら、遊びには4つの要素があると思い浮かべてほしい。

 1つ目は「感じる」。森林浴や映画観賞で感性を取り戻す。2つ目は「競う」。スポーツや囲碁将棋を通じて向上できる自分に気付けるだろう。3つ目は「作る」。料理や編み物によって創造する喜びを味わってほしい。最後が「演じる」。カラオケで好きな歌手になりきれば、表現力にも磨きがかかる。

 4つのうちどれが合うかは人それぞれだ。過去に自分を解放させられた経験を思い出してみるのがいい。遊びが思い浮かんだら、すぐにリストを作ってみよう。
 休日がやってきたら時間を決めて遊びに没頭してほしい。インターネットをだらだら見るような依存はいけない。1つの遊びを一定時間に完結させると人は喜びを感じる。そして遊びの喜びを味わった人は、仕事はできる限り短時間で生産的に終えるようになる。組織にとっては働き方改革の協力者の誕生だ。