昼寝して能率アップ!?関連サービス相次ぎ登場

寝不足が重なると、仕事や生活の質が下がる。そこで今、注目されているのが「昼寝」だ。目覚めた後に仕事のパフォーマンスを高める効果があるとして脚光を浴びており、関連するサービスが相次ぎ登場している。(日経06ー10)

 

ネスレ日本はパーテーションで仕切られた空間でコーヒーを飲み、睡眠をとれるカフェ「ネスカフェ 睡眠カフェ」をオープンした。店内は布製のパーテーションで仕切られ、柔らかな暖色系の明かりの下、高級ベッドや北欧製の本革チェアでくつろぎながらコーヒーを飲み、昼寝をする。約30分の仮眠の場合、眠る前にカフェイン入りを飲むと目覚める頃にカフェインが効き、リフレッシュできるという効果を狙った。
リラクセーション施設で、高反発マットレスに横たわった状態でマッサージを受けるサービスや、会社の休憩室に高級マットレスを揃え昼寝を推奨する企業もある。また、昼に15~20分程度の睡眠を推奨する会社を募集し、無料でブランケットの配布をする自治体もある。ブランケットには、フード付きで「チャージングナウ」と描かれているというから洒落ている。

働き方改革が進み、昼寝がもたらす効用に注目するビジネスパーソンや企業は増えているが、最大の注意点がある。スマホを開いてしまうと、再び脳が活性化してしまい、効果的な昼寝につながらないため、スマホは必ず手元に置かずに仮眠室へ向かうことだ。
休むときはきっちり休むというメリハリのある休息が重要だ。