「結婚したい男性」は自分、家族、家計に優しい人

ひと頃、理想の男性は「3高」ともてはやされた時期があった。高学歴、高身長、高収入だ。しかし、時代は変わってさすがに女性活躍の時代である。若い女性の理想はもう学歴や容姿や収入など高いハードルにこだわっていない。理想の夫は育児や家事をやってくれる人だとJCBの行なったインターネット調査で分かった。これは明らかに夫の役割の劇的なな変化といえるだろう。関連する男性イメージではイケメン(8位)、マッチョ(11位)が低迷し、「自分だけに優しい人」(2位)、「仕事を頑張る人」(3位)、「会話が面白い人」(4位)、「節約が得意で家計に優しい人」(5位)という結果が出た。これらをもとにしたJCB調査の分析がなかなか興味深い。イマドキ女性から支持されるのは「3優男子」というのだ。3優とは、家族に優しい、私に優しい、家計に優しい男性。言い換えれば周囲に自慢するより楽しい家庭を一緒に築いていける頼れる男性ということだ。

かつての理想が手の届かないほど高いハードルだったものに比べれば、今回の結果はどれも努力すればなんとかなりそうという期待を持たせてくれる。その意味では男性に優しい結果といえるのではないか。