AsMama(アズママ)の「子育てシェア」は
会員数累計59,057人※。これからも世の中の困りごとを解決する
※2018年10月末

全国で「顔が見える地域交流の場」を創造しながら、子どもの送迎や託児を顔見知り同士で共助するオンラインの仕組み「子育てシェア」を推進する株式会社AsMama(アズママ)。
2009年に創業し、2018年で9周年を迎えました。10期目がスタートするという前日の2018年11月4日に「9周年感謝イベント」を開催。AsMama認定サポーター「ママサポ」たちの交流などが大盛況のなか、行われました。
AsMamaのミッションは「誰もが、育児も、仕事も、やりたいことも、思い通りにかなえられる社会を創る!」こと。そのためにさまざまな活動を展開し、多くの企業、自治体から支援を得て成功しています。
代表取締役CEOの甲田恵子さんと、事業グループ・プロジェクト管理チームの内山茜さんにお話を聞きました。

代表取締役CEOの甲田恵子さん(左)と、事業グループ・プロジェクト管理チームの内山茜さん(右)。世の中の困りごとを解決することをビジネスにしている。

代表取締役CEOの甲田恵子さん(左)と、事業グループ・プロジェクト管理チームの内山茜さん(右)。世の中の困りごとを解決することをビジネスにしている。

 
全国で「顔が見える地域交流の場」を創造しながら、子どもの送迎や託児を顔見知り同士で共助するオンラインの仕組み「子育てシェア」を推進する株式会社AsMama(アズママ)。
2009年に創業し、2018年で9周年を迎えました。10期目がスタートするという前日の2018年11月4日に「9周年感謝イベント」を開催。AsMama認定サポーター「ママサポ」たちの交流などが大盛況のなか、行われました。
AsMamaのミッションは「誰もが、育児も、仕事も、やりたいことも、思い通りにかなえられる社会を創る!」こと。そのためにさまざまな活動を展開し、多くの企業、自治体から支援を得て成功しています。
代表取締役CEOの甲田恵子さんと、事業グループ・プロジェクト管理チームの内山茜さんにお話を聞きました。

代表取締役CEOの甲田恵子さん。

代表取締役CEOの甲田恵子さん。1975年大阪生まれ。環境事業団(現 独立行政法人環境再生保全機構)にて役員秘書と国際協力室を併任。2005年、長女を出産。ベンチャー投資会社に転職し、広報・IR室長に就任。09年退社。11月、AsMama設立。著書に『ワンコインの子育てシェアが社会を変える!』『子育ては頼っていいんです~共育て共育ち白書』がある。
送迎・託児を友だちと頼りあう仕組みを提供する「子育てシェア」

送迎・託児を友だちと頼りあう仕組みを提供する「子育てシェア」

AsMamaのミッションは、「社会を創造する」こと

AsMamaでもっとも知られているのは、送迎・託児を友だちと頼りあう仕組みを提供する「子育てシェア」アプリだろう。これは登録料・利用手数料は無料で利用できる。なのに万が一の事故に備えて保険が適用されるというサービス。さらに特徴的なのは、利用者はAsMamaを通さず、相手にお礼として1時間500円から700円を渡すことをルールにしていること。「謝礼をしないのは気が引ける。とはいえ高額では困る」という人にはとても助かるルールだ。それだけに会員数累計59,057人。解決率 82.87%(2018年10月末時点)を誇るというのもうなづける。
この取組みは多方面から評価され、第2回「日本サービス大賞」優秀賞や、「ICT地域活性化大賞」大賞・総務大臣賞など、数々の賞を受賞している。

しかし、「子育てシェア」アプリはAsMamaの活動のひとつでしかない。
「AsMamaは、2009年の創業時から2つのものをつなげる、という活動をやっています。ひとつは、究極の困りごとである子どもの送迎託児を、支援したい人と支援して欲しい人たちが、安心して気兼ねなく頼れる仕組みを作って日本全国に普及させること。もうひとつは、生活や子育てを応援したい企業や自治体と生活者が出会う機会を創造することです」と、代表取締役CEOの甲田恵子さん。

その甲田さんの右腕として活躍しているのが、事業グループ プロジェクト管理チームの内山茜さんだ。
フルタイムで働いていたが退社。子どもが小学1年生になるとき、また働きたいと思うようになり、2013年の末にAsMamaに入社した。
「AsMamaだと自宅で仕事ができる、子育てが仕事になる、というのがいいなと、と思ったのがきっかけでした」
入ってみると世の中をよくする仕組みを創造する仕事を、ママたちだけでやっていることに、戸惑いを感じながらも、面白さに惹かれていくようになったという。

事業グループ プロジェクト管理チームの内山茜さん。1年間で約100か所のイベントに足を運び切り盛りする。

事業グループ プロジェクト管理チームの内山茜さん。1年間で約100か所のイベントに足を運び切り盛りする。


AsMamaには「地域交流事業」と「共助コミュニティ創生事業」という2本の柱があり、「地域交流事業」では、大型フェアや商業施設タイアップ、託児付きセミナー、託児体験機会の提供などを。「共助コミュニティ創生事業」では、住居地域内共助創生や、保護者間共助創生、共助創生による就労支援などを行っている。
そう聞いても「なにをやっている会社なの?」と思うかもしれない。端的に言うと、AsMamaは、ミッションに「誰もが、育児も、仕事も、やりたいことも、思い通りにかなえられる社会を創る!」と掲げているように、「社会を創造する」ことを事業としているのだ。

「9周年感謝イベント」に集まったママサポたちとAsMamaスタッフ。

「9周年感謝イベント」に集まったママサポたちとAsMamaスタッフ。

ここで辞めたら1年間、やってきたことがムダになる

「どうして、10年前にAsMamaを設立したのかというと、女性たちが理想とするライフワークを叶えるためには、子どもを産み育てながら働き続けられる環境が必要だと考えたからです」と甲田さん。
人口減少が進めば、労働率を上げるために高齢者や女性が働く必要がある。今では当たり前に言われていることだが、10年前は誰もそれを唱えていなかった。しかし、甲田さんはそうなるであろうということは簡単に予想がついたという。すると当然、国も、女性が産み育てながら働き続けられる環境整備に乗り出すだろう。ならば子どもを保育園などに預ける以外に、自分のことや子どもの日常生活をよく知る人に助けてもらう、共助コミュニティが必要になるということが確信としてあったと語る。
「また、子育て世代の人たちは情報をいつも探していますが、正しい情報になかなか辿り着けません。情報を入手できる機会を作るため、企業や自治体に直接、話を聞くことが必要だと思ったんです」
しかし、そんな末来を見据えた共助コミュニティの重要性を、企業や自治体に説いて回ってもどこからも相手にされなかった。
「共助コミュニティが必要だと説明しても『それがお金になるのか』と言われ、共助コミュニティを活用することで販促活動につながる、と提案しても『はっ?』と言われ、さっぱり通じませんでした」
「保育園落ちた日本死ね」論争が巻き起こり、働き方改革が叫ばれるようになったのは、つい最近のこと。甲田さんの理想を実現するには時代が追いついていなかったのだ。
しかも、共助コミュニティの必要性が理解されなかったのは、企業や自治体だけではなかった。

「AsMamaを創業した1年目はとにかく苦しかったですね。子育てママたちを集めた地域交流イベントを開催しても集まるのは10人とか20人。1人から1000円徴収しても1~2万円。月に5回やっても5~10万円です。これでは事業モデルにはなりませんでした」
運営に行き詰まると、甲田さんの理念に共感して一緒に働いていてくれていた13人のメンバーは全員、辞めてしまった。甲田さん自身も「辞めよう」と挫折しかかった。
しかし、ここで辞めたら1年間、やってきたことがムダになる。ニーズに対する解決策を見つけることができれば収益になるはずだと考え、2010年、「1,000人街頭アンケート」を実施する。
「アンケートから現状と課題がたくさん見えてきました。『これは誰かがやらなければいけない』という使命感と『ものすごく大きなビジネスになる』という確信めいたものが芽生えました。ただし、その確信はなんの根拠のないものでしたけどね(笑)」
 

AsMamaのイベントにはたくさんの人が参加して賑わう。

AsMamaのイベントにはたくさんの人が参加して賑わう。

めざしているのは、世の中の困りごとを解決していくこと

大きな転機となったのは、2013年4月に「子育てシェア」のβ版をリリースしたことだった。
「それまでもwebとリアルな交流で社会を創造する活動はやっていました。しかし、『子育てシェア』を立上げたことで注目を浴びることになりました」
「子育てシェア」は無料で利用できる。それを可能とするのは「地域交流事業」と「共助コミュニティ創生事業」に対して企業からプロモーション費を得ているから。この「無料」というビジネスモデルに各方面から注目が集まった。
「世界で初めて、C2Cサービスなのにお金を取らず、企業収入によって黒字化を実現したシェアリングサービスとしてメディアに取り上げられるようになり、経産省やStevie Awards、サイバーエージェントベンチャーズなどから賞を受賞するようになりました」
ここからAsMamaは一気に加速していく。

だが、甲田さんが「嬉しい」と感じるのは、名だたる賞を受賞したことでも、会社が大きくなったことでもないという。
「地域交流会には親子で参加してくれるのですが、子どもから、世の中をよくするために頑張って働いているお母さん、お父さんが好き、というエピソードを聞くことが一番、嬉しい。それとスタッフから『自分達のために会社をやってくれてありがとうございます』と声をかけてくれること。あと、『子育てシェア』を利用されている方々が、『これのおかげで働けて、子どもと一緒に近所づきあいを楽しくやっている』という話を聞くこと。やはり、世の中の役に立っている。やっていることは間違っていなかったと思えるのが嬉しいです」

全国のママサポーターたちと交流する甲田さん。

全国のママサポーターたちと交流する甲田さん。

企業や自治体が加わり、地域づくりを一緒にするようになった

AsMamaでは、今や全国で年間2000か所もの地域交流イベントを開催している。
事業グループ プロジェクト管理チームの内山茜さんは、そんな全国で開催される地域交流イベントを切り盛りするのが役割。イベントの立ち上げから、運営、そして大きなイベントには自ら足を運ぶ。その数は実に1年間で約100か所。
「イベントは土日祝にやることが多いので、休日はすべて潰れますね。仕事と休みの垣根がなくなっている感じです。でも、イベントには子どもも連れていきます。いろんなところにいって遊ぶことができるので、子どもも楽しみにしているようですよ」
内山さんが入社した当時、企業にテレアポすると、相手の対応はけんもほろろ。それが2014年にテレビ番組『ガイアの夜明け』で取り上げられたり、賞を受賞するようになってからは、状況が一変したという。
「企業も話を聞いてくれるようになりましたし、企業が別の企業を紹介しくれたり、ママサポが企業を紹介してくれたり。爆発的ではありませんが、徐々に増えて行きました。最近では自治体が加わり、地域づくりを一緒にするようになりました。企業も自治体も私たちと距離が近くなったことが、入社したころと今とでは大きく違うと感じています」
「チョコラBB」で有名なエーザイは4年の付き合いになる。他にも、アサヒグループ食品、住友生命、森永乳業など、多くの企業が支援する。そんな企業から商品の開発ストーリーを直接、聞くことで、ママサポは商品のファンになって支持する。それをメリットと感じ、協力を申し出る企業や自治体は今も増え続けている。
そんな内山さんの夢は?
「AsMamaの活動によって、子どもたちが大人になったとき、『日本で子育てをしたい』と思ってもらえるようになることです。今は砂漠に水を撒くような感じ。結果はすぐにはでません。しかも、撒いた水が乾くこともあります。でも、そうして歩んで、ふと振り向いたとき、森林になっていれば、こんな嬉しいことはありませんね」

 

全国のママサポーターたちと交流する甲田さん。

AsMamaのイベントには子どももオレンジのTシャツを着て参加する。

人から喜ばれる商品・サービスにチャレンジしてほしい。

甲田さんの夢はもう、実現されたのでは、と思いながらも聞いてみると・・・。
「AsMamaは子育てに係わる会社と思われていますが、実は、私たちが目指しているのは、世の中の困りごとのど真ん中を常に解決していくことなんです。例えば高齢者や日本で働く外国の方の支援など、やるべきことは多い。それに国内だけでなく、海外にも出て行きたい」とのこと。実はまだまだ夢の途中らしい。甲田さんはもっともっと先の先を見据えているのだ。

最後に甲田さんにヒット商品を生み出す秘訣を聞いた。
「ヒット商品は作ろうと思って作れるものではないと思います。でも、作ろうと思わないと作れないものです。今は情報発信ができる時代。情報を発信して共感してくれる仲間を作ることができれば、夢は叶うと思っています。そうすればヒット商品でなくとも、いろんな人から喜ばれる商品を作ることができる。そんな商品・サービスを創造することに、いろんな人がチャレンジしてくれればいいなと思っています」

 

提供:株式会社AsMama http://asmama.jp/

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