女性目線でアイデアをぶつけ合っていたらこんなに
カラフルでスタイリッシュなマッサージ器が
誕生しました。しかも安い!(笑)

トータルボディケアブランド『DOCTORAIR (ドクターエア)』シリーズを展開する、株式会社ドリームファクトリー。同社はこれまでに、従来のマッサージ器のイメージを覆すスタイリッシュな商品を数多く生み出してきました。人気商品の一つである『3Dマッサージロール』は、女性社員の視点を活かして作られた、女性の使いやすさを考えたマッサージ器です。振動する筒状の機器で全身をマッサージすることができます。機能性だけでなく色や形、素材から価格にいたるまで、女性たちのアイデアが細やかに反映され、“使いやすくて格好いいマッサージ器”が誕生しました。 今回は、3Dマッサージロールの企画開発にも携わった広報室室長の三澤郁子さんにお話を伺いました。

広報室室長の三澤郁子さん。開発時には女性特有の悩みをチームメンバーとフランクに語り合い、女性により喜ばれる商品を追求してきたと話す。

女性がもっと手に取りやすいマッサージ器を作りたかった

これまでのマッサージ器のイメージを払拭し、シニアの方だけでなく若い女性も手に取りやすい商品を作ろう。3Dマッサージロールの開発は、このような思いがきっかけとなりスタートした。2万円を超える商材が大半を占める中、価格も9,800円というロープライス。その結果、20代〜30代の女性たちが関心を持ってくれた。

女性が自分をケアするためのツールとして考案された3Dマッサージロール。コンパクトで持ち運びやすく、どこでも気軽に使うことができる。

 

「3Dマッサージロールを生み出す時に重視したのは、女性が手に取りやすい価格、豊富なカラーバリエーション、コンパクトさ、そして機能性です。実は、この商品が生まれる以前に、『ストレッチロール』という似た形状の商品を発売したのですが、日頃からスポーツに関心が高い層には響いたのですが、女性が自宅で使うツールとしてはちょっと使いづらかったんです。そこで、女性たちが自分のコンディショニングに使えるようなコンパクトでスタイリッシュなマッサージ器を作ろうという流れになりました。毎回、新しいプロジェクトの始動時や新しいカテゴリー製品開発時に社員の“自主参加制”によるチームを発足させ、職種を問わず参加できるような体制作りをしているため、
この時も、『女性がもっと使いやすい商品にするにはどうしたらいいだろう?』と最初にアテンションを出したのが事業本部長の宮城でした」と三澤さん。

取締役 事業本部長の宮城隆二さん。話しやすい雰囲気の宮城さんは男女問わず従業員から慕われ、社員同士の意見交換がしやすい社風を実現している。

女性たちのリアルな要望にできる限り応える商品企画

「商品のアイデアは、日常的な会話の中から生まれます。『こういうツールがあったらいいよね』『それならこの機能をつけたら良いんじゃない?』と、女性社員同士の何気ないお喋りが商品開発の中に活かされています。試作品が完成したら、みんなで順番に試しながら感想を共有するようにしています」と商品が生まれる背景を語る三澤さん。

製品企画チームのメンバーは年齢も担当部署もばらばら。広報、営業事務担当、IT担当など様々な立場の人が独自の視点でアイデアを出し合いながら、プロジェクトを進めていく。

 

マッサージロール本体を購入すると、アシストカバーが付属している。このアシストカバーも開発チームの女性の声から生まれたものだった。

 

「背中や腰をマッサージする時に、サポーターがあると楽だと気付いたんです。最初の頃は、紐で固定するいう案や椅子の背もたれに挟めば良いという案も出ていたんです。ある時、メンバーの一人の発案で、マッサージロールにタオルを巻いて使ってみたんです。それが、現在のアシストカバーの原案でした。持ち手の部分がついているのも、女子目線のアイデアです。スマホをしながら、テレビを見ながらマッサージをしたい……そんな要望にも応えられるよう、手を入れておけば機器を固定しておける作りになりました。このアシストカバーがなかったら、売り上げはそこまで伸びなかったかもしれません」(三澤さん)

分かりやすく振動を伝えたい。ビーズや砂を使って試行錯誤の日々

女性たちの意見を取り入れ、順調にリリースに至った3Dマッサージロール。
三澤さんたちが困難を感じたのは、商品が売り場に並んでからのことだった。

「店頭に出した時、まず振動することに気づいてもらうために苦労しました。ネックマッサージャーなどはすでに世の中に普及しているので、スイッチを入れて使うものだと認識されていますが、マッサージロールは初めての試み。筒状のマッサージ器が振動するという概念がないところに出していった商品です。店頭では、販売員さんがお客様にご案内して、スイッチを入れた時に振動することに初めて気づいてもらえます。展示会に出展した時は、マッサージロールを振動させたままブースに並べておき、通りかかる人たちに興味を持ってもらえるよう工夫したり……。触って初めて魅力が分かる商品なので、そこに辿り着くまでに試行錯誤を繰り返しました。」(三澤さん)

発売後は、店頭販売用のポップやテレビショッピングで使用する動画を作ったりと、商品の最大の魅力である“振動”をPRする方法をメンバーたちで考えた。ビーズやピンポン球、砂、水など様々な道具を使って動画を撮影し、最終的には視覚的に最もインパクトがあるカラフルなビーズやスーパーボールが採用された。

誰かに教えたくなる商品は、SNSとの相性も抜群

転機が訪れたのは、発売から5ヶ月後のことだった。人気テレビ番組で3Dマッサージロールが紹介されたのだ。プロスケーター選手が自身の愛用品として番組内で魅力を伝え、視聴者にも大きな影響を与えた。

「番組で紹介された直後は、オンラインストアで3Dマッサージロールが完売し、その後、2週間で2万本を売り上げました。当初は月に3千〜4千本の売り上げを見込んでいたのですが、番組の影響で売り上げが3倍以上に伸びました。これは予想外の出来事でしたね」(三澤さん)

実際に商品を使っている動画や写真をSNSに投稿してくれるユーザーが増えてきた。投稿が拡散されることで、より多くの人々に商品が知られていく。

 

「SNSの影響も大きかったです。弊社の商品は、“人に教えたくなる”要素を重視して開発しているのですが、マッサージロールを使っている動画を撮影してInstagramやTwitterなどのSNSにアップしてくれる方が増えてきました。ユーザーの中には、お子さんやペットが振動にびっくりしている動画をアップし、ユニークな視点で商品を紹介してくれる方もいました。弊社もSNSを利用してPR活動を行っているので、写真や動画をアップしてくれた方にお声掛けをし、弊社のSNS で使用させていただくこともあります。SNSを利用することで、ユーザーの方とコミュニケーションを取りやすくなったり、使っている様子を知ることができるようになりました」(三澤さん)

DOCTORAIRらしい“美”を追求

最後に、今後の展望について伺った。


「DOCTORAIRはトータルボディケアボランドして2013年にスタートし、2014年・2015年はリラックス系、2016年はスポーツやエクササイズ系のプロダクトを展開してきました。今年2018年は、美容をテーマに展開していく予定です。アプローチの仕方は模索中ですが、DOCTORAIRらしい“美”を追求していきたいと考えています。他にも、コラボレーション企画なども行っていく予定です。DOCTORAIRだけでは表現しきれなかったものづくりにもチャレンジしていきたいです」(三澤さん)

女性にとってより良い商品を追い求め続けるDOCTORAIR製品企画チーム。今後の展開が楽しみだ。

 

提供:株式会社ドリームファクトリー https://www.dreamf.co.jp/
ドクターエア https://www.dr-air.com/

Key word